川口晃世

株式会社Fermion 取締役・共同創業者。TeXの組版パッケージを書き、CTANで公開しています。

Profile

役職
株式会社Fermion 取締役・共同創業者
領域
TeX、LaTeX、expl3、組版パッケージの設計
在学
東京大学理科一類
登壇
TeXConf 2026(2026年11月21日)
ポートフォリオ
kktexportfolio.klassikore.com

足りない道具は自分で書いてきました

LaTeXを触りはじめたのは、高校一年の冬でした。やっていたのは、塾で配られた教材の紙面をそのまま再現することです。参考書で見たあの組版を自分の手元から出したい。それだけのために、黎明期のChatGPTと問答しながらコードを書いていました。

文字を囲む記号、試験の解答欄、漢文の組版。誰かがつくってくれるのを待っていたコマンドを一つずつ書いていった結果が、CTANに並ぶ7本の公式パッケージです。2026年に東京大学理科一類へ入学し、同じ年、幸川卓実とともに株式会社Fermionを設立しました。

CTAN公式パッケージ

KKsymbols

丸・四角・菱形・括弧で文字を囲む記号を扱う。

KKran

試験の解答欄・マークシートを簡単に作成する。

gckanbun

漢文の組版。既存パッケージのリワーク。

modernruler

キーバリュー指定と縦組に対応した罫・注釈コマンド。

KKluaverb

Luaで強化した汎用の \verb コマンド。

luwa-ul

縦組でも使える下線・強調。

ctan.org/author/kktex を開く